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『ブレードランナー』続編の“大コケ”報道に疑問の声!これもある意味…炎上商法なの?

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SF映画の金字塔『ブレードランナー』(1982)の続編として先週末に全米公開された映画『ブレードランナー 2049』について、本国メディアでは大コケ報道が相次いでいます。
ボックスオフィスでは初登場1位を獲得しましたが、チケットセールが不振なことからこういった判断がされたようです。
しかし、映画館へ足を運んだ観客の評価は高く、「本当に大コケなの?」といった疑問の声が相次いでいます。

公開から1週間も経っていないのに大コケ扱いは流石に酷い。

そりゃオープニング成績は最終的な興行収入を予測する指標にはなるだろう。
でも、オープニングが3200万ドルは10月公開作品としては決して悪い数字ではない。
ジャンルが違うから比較するのは難しいが、同じくワーナー配給(北米)の10月公開、かつR指定で上映時間の長い作品、「ディパーテッド」は2600万ドル程度のオープニングだったが、最終的には1億3000万ドル超の成績だった。

口コミ効果で成績が伸びる可能はまだあると思う。

まぁファンからすれば、わかる人だけ分かれば良いっていう映画でもあるけどね。
スター・ウォーズのように万人に受け入れられる映画じゃないし。

予算を多く使った映画は元を取るためにそれだけの売り上げがいかなくてはならない
でもそれは制作サイドの話で娯楽で鑑賞する側としては要は面白いか面白くないか、映画館に行ってみる価値はあるかないかだけ
ブレードランナーオリジナルだってそういう意味ではそれほどの成功作じゃなかったんでしょう
俺は前作大好きだから大きなスクリーンであの世界堪能したいから行くけどね。

製作費1億5,000万ドル(約165億円)と見積もられている本作は、71%の観客が男性で、そのうち63%が35歳以上だったといい、アメリカの製作・配給を手掛ける米ワーナー・ブラザース国内配給部門のトップであるジェフ・ゴールドスタイン氏は Los Angeles Times に対して「私たちの想定よりも観客層の幅が狭かった」と語っている。

 しかし、その数値面でいえば、本作はすでに世界45か国で初登場1位を獲得。全世界興行収入は5,020万ドル(約55億2,200万円)を突破しており、イギリスでは週末で800万ドル(約8億8,000万円)をマーク。Box Office Mojo では、海外市場においては期待に応える結果としている。そもそも、空前のヒットとなった『アナと雪の女王』のように全年齢層に向けた作品ではないことは明白で、163分という上映時間を加味すればむしろ十分な成績でもあり、期待された数値に達しなかったから“大コケ”と言うことには違和感がある。

 実際のところ『ブレードランナー 2049』は、シリーズファンの期待に応えながら、SF映画としてもクオリティーが高く見応えのある作品になっている。前作につながるミステリーは物語の鍵をにぎることになるが、前作を観れば「さらに」楽しみが深まるように謎が仕込まれている。月並みな言い方かもしれないが、続編を観た後で前作を初めて観ても楽しめるよう作られている。刺激的なビジュアルと考え抜かれたミステリーは最後まで観客の興味を引き付け、163分間知的好奇心にあふれ、全く飽きることがない。作品の根底にある深いテーマ性は『ブレードランナー』を知り尽くしたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督だからこそここまで描けたのだという匠の技を感じる。
海外の批評家や記者たちからの評価も高く、「『ブレードランナー 2049』はSFの傑作。最近では見なくなった、深く切り込んだジャンル映画。ビジュアルが驚くほど、素晴らしい……この続編はオリジナルよりも良いんじゃないかと思う。それと、ドゥニ・ヴィルヌーヴが今最も刺激的な監督だということを証明した」(Fandango、エリク・デイビス)、「『ブレードランナー 2049』を観てきたけど、驚異的だった。素晴らしい続編で、ミステリーを保ちつつ、新たなミステリーを加えて、世界観を拡大していた」(Crave Online、ウィリアム・ビッビアーニ)といった評価をしている。

 『007 スカイフォール』で知られる撮影監督ロジャー・ディーキンスの生み出したビジュアルは前作に匹敵すると言っても過言ではないほど美しく、過去13回にわたってアカデミー賞撮影賞にノミネートされている彼が、ついにオスカーを手にするかもしれないとの声もあがっている。主演のライアン・ゴズリングとハリソン・フォードの演技はもちろん、シルヴィア・フークスとアナ・デ・アルマスが演じたヒロインたちは、今後SF映画史を代表するミューズになるはずだ。

 数値だけ見れば、1982年当時『ブレードランナー』は全米興収およそ3,287万ドル(約36億1,570万円)と目立った成績を上げた作品ではなかった。そのため、前述のゴールドスタイン氏の発言が示すように、米ワーナーがその市場をうまく見定めることができず、本作を知らない観客に向けた宣伝が十分ではなかった可能性はある。だが『ブレードランナー』は後にカルト作として熱狂的なファンを獲得し、多くのクリエイターを魅了し、ポップカルチャーにおいて、文字通り「世界を変える」ほどの影響を与えた。『ブレードランナー 2049』はそんな熱狂的な支持を得る映画になれるポテンシャルを秘めた、リアルタイムで体験する価値がある作品だ。(数字はBox Office Mojo・配給など調べ・1ドル110円計算)(編集部・入倉功一)

映画『ブレードランナー 2049』は10月27日より日本公開

これに対してネット上では、

よくも悪くも注目される作品。元のブレードランナーだって最初から評価されたわけではない。興行的に成功することと、素晴らしい映画かどうかは別

昨日掲載されたフォーブスは、記事そのものが売れてなんぼだから
民衆の関心を引くように辛辣な内容を書くし
今回のシネマトゥデイは、映画を宣伝するためのメディアなので
賞賛のほうに評価する。という大人の事情が露骨に出てるので面白い

などの声が上げられていますが
他の声も見てましょう。



名無しさん
ブレードランナーマニアです。はっきり言って ブレードランナー1の時も最初は大コケでした。「暗い変な映画だ」「スターウォーズの方が全然いい」と言われたのですが、何度も見直す人がでてきて リバイバル上映 そしてDVDの登場 という風に「カルト映画」になりました。1回見て「ブレラン」の世界観は理解できないのでしょうが、10年後には このシリーズは金字塔となることでしょう。

kZ
前作と同じでじわじわと人気が出るのでは?
興行成績はだいじだが、それが全てというわけではない。
しばらくしたら、ディレクターズカットやファイナルカットとか出るのかも。

名無しさん
後世のクリエーターに影響を与えるような作品って、ぶっちゃけアホな一般大衆には難しくて万人受けしないのよね。
「ブレードランナー」はまさにそういう作品だっただけだし。
あんまり大入りじゃないけど見に行った人の評判はいいっていうのは、作品として期待できるわ。

名無しさん
前作は少しサイレント映画のように言葉少ないが情報量が膨大で、近年のSFと比べてもカルトと組み合わさったSF映画なんて見たことなかった。最近ブレードランナーを知った新参者ですが、背景の彩色や世界観は衝撃的でした。興行収入どうこうよりも中身で大コケかどうか判断してほしい。自分は見に行きます。

rionroro
いい映画かそうでないかは見た人自身が決める事。
人に押し付けられるものではない。
たとえ大ヒット映画ではなくても、その人自身が好きで見て良かったと思えるなら良い映画だと思う。
巷では興行的にコケたと言われる作品でも好きなのはあるし、逆に大ヒットした大作でもつまらないと思うものは沢山ある。
まあ、制作サイドとしては金銭的な面が大事なんだろうけど・・・

名無しさん
昔は多くの人が映画館へ足を運んでワクワクしながら見ていた。座席も我先にでそれこそ通路で立ち見の人もいたし、大声で笑って拍手喝采も普通にあった。ピカデリーや大洋の時代ですよ。当時の映画館はゴージャスで特別な娯楽でしたよ。
でも現在では、あまり映画館に行かなくなりましたよね。DVD出たら見てみようかな?程度で。だから期間前半の興行売上が少ないからといって大コケ=駄作とは限らないと思いますよ。

名無しさん
もともとマニアック映画ですよ
もともと大当たりするような映画ではないです

名無しさん
だってオリジナルだって、言うほど人気あったのけ?確かにコアなファンは未だに居るけれど、万人に受けた映画とは決して言い難いがなぁ。

名無しさん
傑作と成功作は別物。
そういう割り切り方がハリウッドビジネスということですね。

名無しさん
観てないし内容についてはわかりませんが、こういう記事が変な噂を作り出しているのではないでしょうか?



名無しさん
ある意味、皆さん「釣られてる」。
ネガキャンと正反対の記事が続けばネット上で話題となり観客動員に繋がる。この作戦は「君の名は」の大成功から露骨になった。
映画も商売である以上、赤字は出したくない。製作サイドの仕組んだ一種の「炎上商法」。
北米大コケは事実なので日本で少しでもヒットさせたいのだろう。
ビジネスから見たら本作は大失敗であることは否定出来ない。
実は「ブレラン」だって大コケのために製作会社は倒産。ワーナー社長はクビになった位。
そんな地雷みたいな作品の続編にバカ金かけたの製作サイドはビジネスマンとしては失格だが、映画愛が、あるのだと思う。
しかし、本当の問題は、こうした「まともな作品」ではビジネスが成立しない事が証明されて、ハリウッド映画が、ますます「明るく派手だけが取り柄」のクズ映画ばかりになりそうで怖い。
なお、勿論、僕は本作も劇場で鑑賞するつもりだ。

Qohen
万人受けするような 作品がコケない映画なら、逆に観たくないわ。

名無しさん
前作の大ファンなので、是非、見に行きたい。
見たのがだいぶ前なので、役名すら覚えていないが、レンタルビデオで借りて、5回ぐらい見た。
ブレードランナーに同情しつつ、「本物の人間」である優越感を醸し出していた秘書の女性の記憶が作り物だった当り、絶対、フィフスセンスのラストに影響を与えていると思う。

名無しさん
エンターテイメント映画であれば、もちろん興行成績は大切だが、初期のブレードランナーも哲学的な要素が盛り込まれ、何度も観ることで理解が深まる部分は多々あった。だからこそリドリースコット自身が、様々なバージョンを制作したりもした。
作品として素晴らしいものであれば、結果はついてくると思う。

名無しさん
まだ封切り間もないから成否を断じるには早いと思うし、そもそもからして、スチームパンクという極めて熱烈なファンの居るジャンルに於いて評価されてきた作品であるだけに、大衆受けしていない事を失敗と言って良いのかは難しいところ
むしろ、数十年を経て前作を神格化してきたファンを唸らせた、という部分を評価するべきなのでは、とも思う
この点から言えば制作会社は大損だけど、ヴィルヌーヴ監督やキャスト陣としたら「やってやったぜ!」っていう気持ちもあるだろうし

名無しさん
まぁ・・・すでにネット上でいつもどおり完璧ではないが日本語字幕付きで上がってたし見たけど、普通に面白い映画だったけどな~・・・
まぁハリソンの奴もリアルタイムで見た世代だし、あの当時としてはかなり面白い映画で長い間評価されてきた映画だし、一応はその続編って形だが別に前作の映画を見てない人でも、あらすじの流れだけでも読んでおけば十分楽しめるはず。
後はそもそも日本の映画ではないし、アメリカの映画だからアメリカ人的に好き嫌いが分かれるのはどんな映画も同じだしw

名無しさん
原作と映画はイメージが違っていたがどちらも好きだった
続編はおそらくCG駆使のアクション一辺倒なんだろね

骨密度
前作、素晴らしいビジュアルでその世界観に人を放り込んでくれる偉大な作品だった。
でもよーく考えるとテーマはそんなに大きなものではない。
だからこそ良かったんだよな。
何とかと何とかの戦いみたいなお子様向けな映画だったらハリソン・フォードとルトガー・ハウアーの屋上でのやり取りに感動したりしないなぁ。

名無しさん
もともとはカルト作品として世界中のファンに愛されて
色んな映画に影響を与えた作品。
その続編であるから一般的にヒットするかどうかは別。
でもアチラの出口調査では高評価らしいし、作品内容的には
ぼくらが期待する以上の物が観れるかもしれない。
まあちょっとビックバジェット過ぎた気はするが。

名無しさん
海外で先週観ました。ネタバレは無しの方向で。
ブレードランナーはかなり好きな方で原作はもっとマニアです。
前作を観ていた方が楽しめると思います。
続編としてはなんとなく世界観がフィリップKディックの世界からは離れたような気がします。
長年待ち望んでいたデッカードの描かれ方がいまいち好きではなかったです。
あくまでブレードランナーKの魅力を楽しむ映画な気がします。

などの声が飛び交っています。

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